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AGA(男性型脱毛症)の検査

インフルエンザになったら抗体検査、骨折したら放射線検査(レントゲン撮影)という具合に、治療には欠かせない検査があります。

実はAGA治療にも有効とされている検査があるのです。

今回は頭皮チェックも含め、有効な検査をご紹介していきます。

頭皮チェック

この頭皮チェックですが実は、クリニックによって方針が異なり、さまざまな方法がとられています。

頭皮チェックには主に次の3つの方法があります。

・マイクロスコープを使用しモニターに映し出された頭皮をチェック
・実際に手を当てて目視で確認
・撮影によるチェック

コマーシャルなどで一度は、医師が機械(マイクロスコープ)を頭皮に当ててチェックしている様子を見たことがあると思います。

また今、流行っているスマホアプリなどをダウンロードし受診する、オンラインカウンセリング(遠隔診療)では生え際など頭部を撮影してチェックしていきます。

頭皮チェックで、まずAGAであるかどうか(どのタイプに当てはまるか)、AGAがどの程度まで進行しているかがわかります。

ちなみに男性は

・頭頂部(Vertex型)
・生え際の後退

という2類型で、女性は、

・ルードウィッグ型
・クリスマスツリー型
・ハミルトン型

という3類型のタイプがあります。

くわしくは女性と男性のハゲ方の違いとは?をご参考ください。

またマイクロスコープで見ることで、生えている髪の毛と髪の毛との間隔や頭皮の状態(毛穴に詰まった皮脂、フケ、炎症の有無など)もハッキリとわかります。

アンドロゲンレセプター遺伝子検査

この検査で自分自身がAGAになりやすい体質かどうかがわかるといわれており、通常の血液検査と同じで血液を採取し、DNA塩基配列を調査、確認します。

この検査では体質がわかるだけではなく実は、DNA塩基配列がわかれば、使用しようとする治療薬が有効なのかどうかもわかるため、治療方針が立てやすいというメリットがあるのです。

アンドロゲンレセプター遺伝子ですが、アンドロゲンは男性ホルモンのことで、アンドロゲンのなかにAGAに影響するとされるテストステロンも含まれ、レセプターとは受容体を指します。

つまりアンドロゲンレセプター遺伝子を調べて、受容体の感度が高ければ薄毛になりやすく、低ければ薄毛になりにくいということなのです。

血液採取という簡単な検査法でありながら、対応医療機関が少ない、結果がわかるのに1カ月ほどかかる、費用もそれほど安くはないという理由で、まだまだ日本では浸透しきれていません。

DNA解析

DNAを解析することで自分自身が持っている、生まれながらの体質を把握することができます。

もちろんアンドロゲンレセプター遺伝子検査同様、本来の体質を知ることで自分自身に合った治療法がわかるというわけです。

この解析結果を踏まえれば、最適なAGA治療のために体質を改善することも可能となります。

ミネラル分析

髪の毛に体内の栄養分が行き渡るから健康な髪が伸びるということはこれまでもお伝えしてきたのですが、そのためカラダ全体の栄養状態を把握するのに、髪の毛が有効というわけです。

髪の毛をミネラル分析することで、不足している栄養素があるのか、すべてバランスよく足りているのかがわかります。

さらにカドミウムや水銀などの有害な金属物質の蓄積がある場合は、それも把握できます。

AGAのことだけではなく、自分自身の栄養状態や有害金属物質蓄積も把握できる有効な検査といえますね。

AGAリスク遺伝子検査

最後にAGAリスク遺伝子検査です。

AGAリスク遺伝子検査では、毛根にある毛包を抜き5αリダクターゼのⅠ型とⅡ型の発現の強さを調べます

これによってもやはりアンドロゲンレセプター遺伝子検査同様、自分自身がAGAになりやすい体質かどうかがわかります。

まとめ

以上ここまで、

・頭皮チェック
・アンドロゲンレセプター遺伝子検査
・DNA解析
・ミネラル分析
・AGAリスク遺伝子検査

についてお伝えしてきました。

これらの検査は、各クリニックの方針や医師としての判断で、行われています。

薄毛治療の心構え4つの「P」とは?でご紹介したとおり、AGA治療において大切なことはパートナー、すなわち気軽に相談できる医師との関係構築です。

カウンセリングを受けて信頼できると思った医師のもとでぜひ、検査を受けられることをおすすめします。

以上、AGAヘッドラインニュースでした!

 

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