仕事終わりの一杯って最高ですよね。ついつい飲みすぎてしまうこともあろかと思います。
しかしAGAでお悩みの方は、連日の飲み過ぎにはご注意ください。
なぜなら、アルコールが原因となり育毛の妨げになってしまう可能性があるからです。
ただし、これは直接アルコール成分が毛根や頭皮に悪影響を及ぼす訳ではありませんのでご安心ください。
用心しなければいけない悪役は「アセトアルデヒド」という物質です。
このアセトアルデヒドは、血液中に吸収されたアルコールが肝臓で分解された中間代謝物質で、人体に悪影響を及ぼす有害物質です。
二日酔いの原因とされていて、お酒が好きな方には聞き覚えがあるかもしれませんね。
実はこのアセトアルデヒドは、体調不良以外にも深い眠りを阻害する働きもあり、睡眠の途中で目覚める・疲れが取れないなどの弊害を生み出します。
ここで重要なのが、良質な睡眠は髪の毛の成長に関わる成長ホルモンを分泌するために不可欠となる点です。
つまり、飲酒によって睡眠の質が下がると、髪の毛が十分に成長できず、ハゲを招く可能性があるという訳です。
さらに、このアセトアルデヒドは通常であれば肝臓の働きによって無害な酢酸に分解されるのですが、アルコールを過剰に摂取すると分解が追いつかず、体内を循環することになります。
そしてこの物質は男性の薄毛の大きな原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンを増やす働きを持つといわれています。
したがって、アルコールの過剰摂取によるアセトアルデヒドの増加は、育毛に悪影響を及ぼすという訳です。
せっかくのお酒の場であれば、不安なく楽しみたいものですよね。肝臓に負担を掛け過ぎないように適度に休肝日を取りながらお酒を楽しみましょう!
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