私たちの何気ない普段の行動が実は頭皮によくなかったり、髪の毛に大きな負担を強いていたりするものです。
そこで今回は、朝起きて夜寝るまで多くの方がとっているであろう標準的な生活様式をもとにして、何がよくて、何がよくないのか改善点も交え、ご紹介していきたいと思います。
出社前に気をつけること
朝起きて、カーテンを開けて、まずは眠気を覚ますためにシャワーを浴びる、そんなライフスタイルの方も数多くいらっしゃるかと思いますが、前の日の晩に同じようにシャワーを浴びて、シャンプーをしていませんか?
もしそうだとしたら、髪の毛に負担をかけているかもしれません。
1日に2回、髪を洗うのは清潔でよさそうにも思えるのですが実は、頭皮の健やかさを維持するために必要な皮脂までもを洗い落としてしまうことになります。
頭皮の皮脂がごっそりと落とされてしまうと逆に、今度は皮脂が大量生産されてしまう可能性があります。
しかし朝起きると寝汗がスゴく、汗のニオイが気になる方もいらしゃいますよね。
そんな方には次の対策がオススメです。
やさしいシャンプーを使う
ヘアケア対策3つのポイントでお伝えしているのですが、いわゆる昔ながらの石油系合成界面活性剤のシャンプーを1日2回使われている方は要注意です。
値段もお手頃で財布にはやさしいのですが石油系シャンプーは、洗浄力が強く、頭皮や髪の毛にはやさしくありません。
お肌と同じ弱酸性でできた「アミノ酸系シャンプー」でやさしく洗髪するのがオススメです。
もちろん爪を立てることなく、指の腹でマッサージをするように、じっくりと洗うようにしたいものです。
夜はシャンプーを使わない
普段から汗かきで夜になると洗髪しないと気が済まない、そのような方はきっと真夏など、寝汗がすごくて朝起きると酸っぱいニオイがして気持ちが悪いことでしょう。
そのような方もやはり夜ではなく朝、シャンプーを使用したほうがよさそうです。
接客業の方、営業の方、締め切った部屋で仕事をする方、同僚や部下に異性が多い方はなるべく朝だけシャンプーをするように心がけましょう。
もちろんシャンプーを使わないという条件で、夜も洗髪はして問題ありません。
満員電車で気をつけること
秋から冬にかけてのお話になるとは思うのですが、ハットやニット帽をかぶって駅まで向かう人も少なくないでしょう。
そして車内に乗っても帽子をかぶったまま目的駅までという方もよくお見受けします。
しかし満員電車で暖房もある程度入っていれば、ハットやニット帽の下、頭皮や髪の毛は蒸れて湿ってしまうことになります。
抜け毛と帽子でお伝えしているとおり、頭皮には常在菌が存在していて、蒸れることで皮脂が多量に分泌されてしまうのです。
皮脂と高温多湿の環境が菌を繁殖させやすくしてしまいます。
せめて満員電車に乗る直前、電車がホームに入ってきたタイミングで帽子は脱ぐようにしたいものです。
帰宅後に気をつけること
帰宅後、気をつけるべきは入浴時のシャンプーと入浴後のタオルドライです。
朝起きてスグ、シャンプーをしている方は、夜のシャンプー使用を控えていただきたいものですが、朝は洗髪をしないという方は夜、洗髪しましょう。
・しっかりと湯船につかる
・髪を濡らす前にブラッシング
・入念に予洗い
することで少量のシャンプーでも効率よく、より効果的に頭皮や髪の毛をきれいに美しく仕上げることができます。
そのときにご注意いただきたいのが、髪の毛のこすり洗いです。
女性や長髪の方に多い洗い方なのですが、束ねた髪の毛を手のひらでこするように洗うと髪の毛の空洞化が起きます。
こするとキューティクルがはがれ、髪の毛の内部にあるコルテックスやメデュラが漏れてしまい空洞になり、髪の毛が傷むのです。
また入浴後、洗面台で髪の毛をタオルドライするときにも、こするように水気を拭き取るとまた、空洞化を招きます。
髪の毛の水分をタオルで拭き取るときは、押さえて当てるような感じで行いましょう。
就寝前のチェックリスト
そして最後、寝る前に気をつけるべきことですが、普段の生活で思い当たることにチェックを入れてみられてください。
□寝るとき髪の毛が多少濡れていても平気
□枕カバーをここ最近ずっと交換していない
□寝室の湿度など気にかけたことがない
もし1つでもあてはまることがあれば改善が必要かもしれません。
何がダメなのかですが、髪の毛が濡れたままですとキューティクルが開きっぱなしとなり、傷みやすい状態で枕に髪の毛を当てていることになります。
寝返りを打ったり、枕の位置を調整したりするたびに髪の毛と摩擦を起こしてしまい、キューティクルがはがれてしまう可能性があります。
また枕カバーにはダニやカビ、雑菌が使えば使うほど繁殖していきますので、適度に交換しないと今度は、頭皮にダニやカビが付着していくことになります。
カビは抜け毛を誘発する脂漏性皮膚炎の原因だともいわれていますので髪の毛のためにも枕カバーは定期的に交換しましょう。
さらに寝室が乾燥していると寝ている間に、鼻や喉を傷めてしまう、髪の毛もパサパサになりますので、加湿器や濡れタオルを置いて、湿度を50%程度に保つようにしてみましょう。
・寝る前には髪の毛を完全に乾かす
・枕カバーは定期的に交換
・湿度を気にする
ことできれいで美しい健康的な髪の毛を維持することができます。
朝起きてから夜寝るまで知らずに髪の毛にとってのNG行動をしていたという方は一度、
AGAクリニックの無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
以上、AGAヘッドラインニュースでした!
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