最後に自分のつむじを見たのはいつですか?
他の人のつむじは様々な場面で目に止まることがありますが、自身のつむじはなかなか見る機会が少ないですよね。
自分ではなかなか気が付かないつむじハゲ。自分自身では気が付いていないのに、周りの人はみんな気が付いていたら…そんなことにならないためにも、つむじから始まる薄毛の初期症状を確認して、日頃からチェックするようにしましょう!
つむじハゲは放っておくとどんどん進行してしまいます。
そうならないためには、初期症状をしっかり把握して早めに対策することが必要です。
つむじ(頭頂部)ハゲの可能性がある3種類の脱毛症別にご紹介していきます。
1)AGA(男性型脱毛症)
2)粃糠(ひこう)性脱毛症
3)脂漏(しろう)性脱毛症
【AGA(男性型脱毛症)】
・つむじ周りの抜け毛が増えた
・つむじ周りの毛が細くなった(抜けた毛が細い)
・つむじ周りの毛が柔らかくコシがない
・つむじ周りの地肌が目立つようになった
つむじ(頭頂部)ハゲの9割がこのAGAと言われているため、上記のような初期症状が出たら、まずAGAを疑ってみてください。
AGA(男性型脱毛症)は、主に男性ホルモンの影響で前頭部や頭頂部が徐々に薄毛になってくる脱毛症。
進行がゆっくりで気づきにくいとされていますが、放っておくと着実に進行していきます。
そのため、少しの変化を見落とさないように定期的に確認しましょう。
【粃糠(ひこう)性脱毛症】
・頭皮の乾燥
・頭皮が赤い
・かゆみがある
・フケがたくさんでる
粃糠性脱毛症は、シャンプーや整髪料が合わなかったり、すすぎが不十分なことが原因で起こる脱毛症。
これらが原因で出た多くのフケがかさぶた状に毛穴を塞いでしまい、毛母細胞に栄養が届かなくなることで髪の毛の成長が妨げられ、髪が抜けてしまいます。
その他にも、ビタミン不足や生活習慣の乱れ、アレルギー体質などで起こることも。
【脂漏(しろう)性脱毛症】
・頭皮が脂っぽい
・フケがでる
・頭皮の臭いが気になる
脂漏性脱毛症は、男性ホルモンの異常分泌や脂っぽい食事、生活習慣の乱れによって皮脂が過剰に分泌して起こる脱毛症。
皮脂の分泌が活発になる思春期や成長期の男性に多く、皮脂の過剰分泌により毛穴がつまり、雑菌が繁殖して炎症を起こし、髪が抜けてしまいます。
また、シャンプーやリンスに含まれる添加物(シリコンなど)が残留して毛穴を塞ぐことで、同じような脱毛症を引き起こすこともあります。
前述していますがつむじから進行する薄毛の9割はAGAが原因と言われています。
AGAが発症してしまうと個人での対策はなかなか難しくなりますが、発症前であれば生活習慣や食生活を改善することで、進行を防ぐことも可能です。
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