「海藻を食べると髪が元気になる」という先人の知恵があり、日本では広く、多くの方がその言葉を信じてきました。
髪の毛の成長を助けるためには、髪の毛の活動を高める栄養素を運ぶ血管・血液が重要となります。
貧血にならないよう鉄分を豊富に含む食材や、亜鉛不足にならないよう亜鉛を豊富に含む食材を摂取することが肝要なのですが、海藻には鉄分が含まれており、先人の知恵は的を射ていたのです。
しかし髪の毛は、ハードケラチンというタンパク質のかたまりでできており、海藻だけ食べていてもタンパク質は生成されません。
AGAヘッドラインでは、バランスよく多種類の食材を食べるよう心がけてほしいと考えています。
良質なタンパク質を摂取するためには、肉、魚、豆類などを食べるのが有効です。
・昆布
・ひじき
・もずく
・わかめ
は朝ごはんで食卓に並び食べることが多いと思います。
しかしこれら海藻は、ご存知の方も多いと思いますが、シャンプーやコンディショナー、育毛剤などの成分としても重用されているのです。
そこで今回は髪にやさしい・育毛に良い海藻をピックアップしていきます。
マコンブ(コンブ)
私たちがいつも昆布と呼んでいるものですが、正式には真昆布(マコンブ)といいます。
マコンブのほか、
・ミツイシコンブ(日高昆布)
・オニコンブ(羅臼昆布)
・リシリコンブ(利尻昆布)
・ナガコンブ
・ガゴメ
が食用できる昆布といわれています。
マコンブの栄養ですが、鉄分、食物繊維が豊富で、血圧を下げるラミニン、フコイダンなども含まれています。
とくにガゴメに入っているフコイダンは優秀で、毛乳頭細胞を刺激して毛母細胞を増やすはたらきがあることが判明しています。
ヒジキ
かつてはヒズキモと呼ばれていたようで、そこから今の呼び方に変化したヒジキ。
生では渋くて食べられず、私たちが口にしているのは数時間ゆでて干して戻したものです。
ヒジキの栄養ですが、アミノ酸グルタミン、アスパラギン酸、カルシウム、鉄分が多く含まれているほか、ビタミンA、ナイアシンも摂取できます。
鉄分は、貧血を防いでくれるほか、頭皮の毛母細胞に酸素を届けやすくし、健やかな髪の毛の成長に一役買っています。
モズク
ホンダワラという海藻などに絡みつき生息する糸状の海藻がモヅク(藻着)とされていた経緯からモズクとなり、今現在は糸状に干した長い海藻をすべて指すように変わってきています。
モズクにもフコイダンが含まれており、脱毛を促すタンパク質(TN-4)を抑え、老化を促す活性酸素を取り除いてくれるなど髪の毛にとってプラスのはたらきをします。
ワカメ
や酢の物として、私たちがもっとも消費している、口にしているのはこのワカメではないでしょうか。
ワカメを選ぶときには、
乾燥ワカメ…よく乾いている黒いもの
生ワカメ…液体がしみだしていない藻体のしっかりしたもの
が良いといわれています。
ワカメの栄養ですが、ヌルヌルの正体であるアルギン酸、カルシウム、マグネシウム、ビタミンや食物繊維も豊富です。
とくにカルシウム、マグネシウムは主要ミネラルの類で、健康維持や生活習慣病予防に役立っています。
髪の毛に関し特筆すべき栄養はヨウ素で、ヨウ素は新陳代謝を促進する甲状腺ホルモンの成分のひとつ、そして髪の毛や肌の健やかな状態を維持してくれます。
ここまで紹介してきたマコンブ、ヒジキ、モズクもヨウ素を含んでいます。
アラメ
地方によってはカジメとも呼ばれているアラメですが、山口県、福岡県の名物料理などでお目にかかれる海藻です。
カルシウム、ヨウ素、鉄分が豊富に含まれているほか、水溶性食物繊維のはたらきで動脈硬化を予防してくれるといわれています。
化粧品などに含まれているサガラメエキスのサガラメも実はアラメで、サガラメエキスには保湿作用があり育毛剤に重用されています。
コンブをはじめとするここまでご紹介してきた海藻は、すべて褐藻類で、褐藻は褐藻エキスまたはアルゲエキスとして育毛剤などに利用されているのです。
ヨウ素、マグネシウムなどのミネラル類、フコイダンが含まれ、キューティクル保護や毛乳頭細胞増殖が期待できます。
海藻を食べる習慣、褐藻エキス入りの育毛剤などを日々の生活に
普段の食事で好んで食べようとしない方、抜け毛や薄毛が気になりだしたのに、まったく海藻を食べようとしない方は、せっかくの豊富な栄養源なのに損をしている可能性大で、もったいないです。
育毛対策の一環、食べるサプリメントと思って海藻を食べるようにされてみられては、もちろん肉、魚、豆類どれも欠かさないようにします。
これまで海藻をあまり食べてこなかった方、今の頭皮や髪の毛の状況をウィルAGAクリニックの無料カウンセリングで確認してみられませんか?
以上、AGAヘッドラインニュースでした!
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