私たちが何気なく毎日行っているシャンプー&ドライですが、正しい方法で実践できているのでしょうか?今回はシャンプーの種類と特徴、正しいシャンプー方法、正しい髪の乾かし方などをお伝えいたします。
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シャンプーの種類と特徴
私たちが使用している市販品として出回っているシャンプーを分類したとき、
・高級アルコール系シャンプー
・石けん(石鹸)系シャンプー
・アミノ酸系シャンプー
の3つに分けられます。
高級アルコール系シャンプー
市販品の多くが、この種類であり、もともとは石油系シャンプーともいわれていました。
泡立ちがとてもよいのが大きな特徴ですが、頭皮への刺激が強いのが弱点です。
石けん系シャンプー
石けん系シャンプーの大きな特徴は添加物が少なく、環境にやさしいところです。
頭皮への刺激は高級アルコール系シャンプーに比べると弱めですが、洗浄力と皮脂を洗い流す力はどちらかといえば強めで、皮脂多めの方にオススメしたいシャンプーではあります。
アミノ酸系シャンプー
アミノ酸系シャンプーの大きな特徴は弱酸性で、頭皮への刺激はほとんどないことです。
肌が敏感な方にオススメしたいシャンプーですが、ある程度の洗浄力を期待できないのが弱点です。
またシリコン成分の有無で、
・シリコンシャンプー
・ノンシリコンシャンプー
にも分けることができます。
シリコンシャンプー
シリコンシャンプーはダメージを受けた髪の毛を補修するはたらきがあり、髪の毛をしっとりと保湿しますので、束ねたようにまとまった仕上がりが期待できます。
ノンシリコンシャンプー
一方でノンシリコンシャンプーは、これまで髪をコーティングしてきたシリコン成分を洗い落とし、髪の毛をありのままの素の状態にしてくれるといわれています。
シリコン成分が剥がれ落ちた分、軽やかになり、ボリュームが生まれ、ふわっとした仕上がりが期待できます。
このように自分の頭皮や髪の状態、希望する髪の仕上がりによってシャンプーは選べるわけです。
シャンプーの種類についてお伝えしたところで、今度は正しいシャンプー方法をご紹介します。
とっても大切なヘアサイクルのはなしでもお伝えしていたように、
・頭皮を洗う
・適度にすすぐ
・ドライヤーで乾かす
ことが大事なのですが、ここでもっと詳しく説明したいと思います。
正しいシャンプー方法
頭皮を洗うときに爪を立てない
「シャンプーをするときに爪を立ててはいけない」と一度は聞いたことがあるかもしれませんが、爪を立てて洗うと頭皮を傷つけますので、やはりオススメできません。
指の腹ではなく指の頭で洗う
シャンプーやコンディショナーの容器などには「指の腹」と書かれている場合もありますが、指の腹を使って洗うのもいいとはいえません。
なぜなら指の腹でこするときに、新生毛(生えはじめたばかりの細い髪の毛)を引き抜く可能性があるからです。
指の頭は、エレベーターのボタンを押すのに使う指の部分といえばわかりやすいでしょう。
こすらずもみ洗い
こするとやはり新生毛が抜けやすくなりますので、指の頭を頭皮に当て丁寧にマッサージをするようにもみ洗いすることが肝要です。
ところでシャンプーのあとにやるべきなのは、リンスやコンディショナーなのでしょうか、それともトリートメントなのでしょうか?
リンス、コンディショナー、トリートメントの違い
花王のホームページでは、リンスとコンディショナーは髪の表面をなめらかに仕上げ、キューティクルダメージの予防、パサつきにくくしてくれるものである旨、記載されています。
トリートメントはリンス・コンディショナー機能も兼ね備えていて、髪内部に成分を浸透させ、ケア、補修、質感コントロールしてくれるものだそうです。
メーカーや製品によりさまざまなようですので、パッケージや容器にある説明書きをよく読み、自分に合ったものを選びたいものです。
正しい髪の乾かし方
タオルドライのちドライヤー
シャンプー後の水気はキューティクルを開き剥がれやすくするほか、頭皮の常在菌を繁殖させやすくします。
そのため自然乾燥は避け、まずは素早くタオルドライを行ってから速やかにドライヤーで乾かすことが大事です。
ドライヤーの熱で頭皮や髪の毛にダメージを与えることもありますので、くれぐれも長時間、至近距離から熱風を当てないようにしましょう。
冷風で仕上げ
ドライヤーの終盤あたりに温風のほか冷風を当てるとキューティクルが閉じ、ツヤも出るといわれています。
自分に合ったシャンプーで正しく洗う(まとめ)
シャンプーには、
・高級アルコール系シャンプー
・石けん系シャンプー
・アミノ酸系シャンプー
の3種類があることがわかりました。
自分の頭皮や髪の状態、希望する髪に仕上げられるシャンプーを選んだら、こすらずに指の頭でマッサージをするようにもみ洗いしましょう。
以上、AGAヘッドラインニュースでした!
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