昨年(2018年)は西日本地域を中心に豪雨、記録的な大雨が記録され、また東日本地域、西日本地域ともに平均気温は平年と比べるとかなりの高温となりました。
令和元年となる今夏、私たちは快適に過ごせるのでしょうか、それとも昨年に引き続き、酷暑、炎天下で、歩くのもツライ、クーラーなしでは一夜を過ごせない、そんな季節になるのでしょうか?
2019年は猛暑?酷暑?
気象庁が発出している資料(夏の天候の見通し 6~8 月)によると、北日本・東日本・西日本は“平年に比べ晴れの日が少ない”“夏の気温はほぼ平年並”の見込みとなっています。
ちなみに東京の平年値平均気温は6月21.4℃、7月25℃、8月26.4℃ですが、日最高気温は6月25.5℃、7月29.2℃、8月30.8℃となっています。
平年並とはいえ、今年も厳しい暑さがやってきそうです。
ところで昨年、7月に熱中症で救急搬送された人は全国で54,220人、8月も30,410人いたことをご存じだったでしょうか。
これが多いととらえるか少ないととらえるかは別として、大切なことは熱中症にかかると死んでしまうことがあるということです。
私たち、とくに外回りの営業マンや現場で働く人などは熱中症にならないように心がけなければなりませんし、また正しい知識を頭の片隅において、極力、予防しなければなりません。
熱中症は年中発生する
私たちは熱中症を夏だけのできごとであると認識していると思うのですが、驚くことに実は、熱中症は一年中、発生しています。
まさかと思えますが、独立行政法人日本スポーツ振興センターの発出した資料によると冬場でも熱中症を発症している人がいることを確認できます。
7 月と8 月がやはり圧倒的に多いものの6月、9月のほか10月、11月、2月にも発症報告があがっているのです。
とくにラグビーやマラソンなどのスポーツで、夏以外でも熱中症が起こっているといいます。
ここ近年では市民マラソンのほか、トライアスロン大会などの競技に参加する社会人が増えています。
また健康意識が高く体型を維持するためにジム通い、自宅周辺の公園や河川敷でランニングにいそしむ方も少なくないでしょう。
仕事を終え帰宅したのち、毎日のジムやランニングを日課にしている方は要注意で、体を動かすことは決してわるくはありませんが、熱中症になれば元も子もありません。
熱中症になる前には必ずそのサインが見られますので、逃さないでいただきたく、次章でまとめておきます。
熱中症が多い時期
今一度熱中症が多くみられる時期についてもお伝えしておきます。
前述しているとおり6月~9月ですが、この時期は梅雨どき、真夏であり、そのなかでも
・真夏日(30℃以上)
・猛暑日(35℃以上)
・熱帯夜が続いたとき
に起こりやすいといわれています。
6月に入ったら毎日、熱中症に備え、なかでも最高気温が30℃以上と予想される日は、いつも以上に気を付けるべきということです。
熱中症のサイン
熱中症は症状によって熱ストレス、熱疲労、熱射病などと診断され、その症状は3つに分類(Ⅰ度~Ⅲ度)されています。
比較的軽いのがⅠ度で、重症なのがⅢ度です。
Ⅰ度
めまいや失神といった立ちくらみを起こすのですが、脳に血が行き渡っていない状態といえます。
また筋肉痛や筋肉硬直(こむら返り)を起こしたときは、発汗によって体が必要としている塩分が不足してしまったことが考えられます。
手足がしびれたり、気分が悪くなったりしたときも熱中症から来ている症状かもしれないのです。
Ⅱ度
ぐったりしてだるい、力が入らないなどの倦怠感・虚脱感のほか、働きすぎや食べすぎと自分のいいように解釈しやすい頭痛や吐き気、嘔吐も実は熱中症からきている可能性があります。
Ⅲ度
呼びかけに反応できない、全身がけいれんしている、まっすぐに歩けないなどのほか、体温が非常に高くなっている場合は重度の熱中症といえるでしょう。
外見からはわかりませんが、肝機能異常、腎機能障害、血液凝固障害などを引き起こしている可能性もあります。
参考文献:環境省熱中症予防サイト
そうならないよう熱中症を予防することが大切なのですが実は、タイトルにあるとおり熱中症とAGAには共通点があり、根本的な部分がよく似ています。
どちらも早期発見がカギ
熱中症・AGAどちらも早期発見が重要です。
熱中症の場合は、立ちくらみを起こした時点で「熱中症かも」と、早めに気づいて機転を利かせ、日陰に避難して、水分を取り、休憩などをすればその重症化から免れることができるでしょう。
AGAの場合は、朝起きたときの枕に大量の髪の毛が落ちていないか、洗面台のブラシに大量の髪の毛が絡まっていないか、排水溝はどうだろうかと常に自分自身に興味を持っていれば早期発見につながります。
まとめ
熱中症の場合は早めに気づき安静にしていれば落ち着き、症状もやがて治まると考えますが、大事をとってスグに、かかりつけ医や医療機関へ行かれることをオススメします。
またAGAの場合は症状の進行は止められません。
そのため薄毛になりだしたと感じ始めたら早めに、AGA専門医にご相談されてください。
以上、AGAヘッドラインニュースでした!
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