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カップラーメン

コンビニやスーパー、ドラッグストアなど、いたる所でお手軽に手に入れられ、とても身近な存在のカップラーメン。しかしカップラーメンは健康や肥満予防に気を使い、食べないという方も多くいらっしゃいます。
そもそもカップラーメンはなぜ太ると言われているのでしょうか?
『カップラーメン×肥満×薄毛』についてご紹介いたします。

【カップラーメンの主な成分】

カップラーメンの影響を考えるにあたって、まずは主な成分を見てみましょう。商品によって違いはあるものの、含有されている成分は主に以下の通りです。

・炭水化物
・脂質
・たんぱく質
・ナトリウム
・カルシウム
・灰分(かいぶん)
・水分

【カップラーメンのカロリー】

商品によって差はありますが、カップラーメンのカロリーはおおよそ300〜500kcalです。
数値だけ見ると、意外とカロリーは少ないと感じるのではないでしょうか。

しかし、太る太らないの決め手は単純にカロリーの数値だけではありません。インスタントラーメンが太るといわれる理由は、「ほとんど炭水化物」であるという点です。

炭水化物のみの食事というのは、食後の血糖値を急激に上昇させてしまいます。血糖値が上がると体内でインスリンという物質が分泌され、血糖値を一定に保とうと働きかけます。
しかしこのインスリンは血中の余った糖分を脂肪に変えてしまう働きも同時に持ち合わせているため、脂肪が蓄えられてしまうのです。
さらにはカップラーメンのスープには大量の塩分が含まれているため、これが起因してむくみなどを起こす可能性が高くなります。

【肥満と薄毛】

肥満はいくつかの悪影響を体に及ぼしますが、薄毛もそのひとつであると考えられています。

肥満になると血糖のコントロールが乱れ、糖尿病のリスクが増したり血管内にプラーク(血管内にできたコブのようなもの)ができてしまう恐れがあります。プラークは血の流れに悪影響を及ぼす可能性があります。
髪は頭皮の毛細血管から栄養を受け取ることで成長するため、血行不良の状態が慢性化すると髪の成長を妨げてしまう恐れがあるにです。

その他にも肥満気味の方は頭皮が脂性になる傾向があります。このような状態は脂漏性皮膚炎や脂性フケなどの頭皮トラブルにつながりかねません。このような頭皮環境の乱れも薄毛を招く要因のひとつと考えられます。

【生活習慣の改善で肥満予防】

肥満を招く恐れのある生活習慣とその改善策もご紹介します。
生活習慣の改善は頭皮環境の改善にも繋がっていきます。

  1. 偏った食生活
    脂質や糖質に偏った食生活は、肥満だけでなく栄養失調や血行不良などの悪影響につながる恐れがあります。それらの影響が重なり、結果として薄毛や抜け毛を招く可能性は否定できません。野菜や魚などバランスの取れた食事をとることが大切ですが、仕事や学業の都合でなかなか自炊ができない場合は、栄養サプリメントで不足しがちな栄養素を補う方法もあります。
  2. 運動不足
    消費エネルギーに対して摂取エネルギーが多ければ、当然脂肪は蓄積されていきます。ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は消費エネルギーを増やすだけでなく、血行を促進する効果もあるのでおすすめです。
  3. 睡眠不足
    人は睡眠不足の状態だと、高カロリーな食事を好む傾向にあるという研究結果が出ています。つまり十分な睡眠時間と質のよい眠りを確保できれば、それらの欲求を抑える効果が期待できます。また睡眠は「光」と密接な関係にあり、強い光を浴びると眠気が起こらないといわれています。寝る直前までテレビやスマホなど強い光を放つディスプレイを見続けていると、寝付きが悪くなることも考えられるため注意しましょう。

もちろんすべてのケースで肥満が薄毛につながるわけではありません
仮に肥満が原因で血行不良気味になったとしても、必ずしも薄毛や抜け毛を招くともいえません。
しかし肥満が健康被害のリスクをはらんでいることは確かです。「少し太ってきたかも」と思ったら生活習慣を見直すことをおすすめします。

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