疲労には肉体的なものと精神的なものがあり、どちらも倦怠感が伴います。
「自分のことは自分がよく知っている」という言葉どおり、疲れたとき私たちは、何気なく「疲れた、筋肉痛でだるい」「一日中、上司と一緒で精神的に疲れた」などとつぶやくものです。
今回はそんな「疲れ」について、その実情と回復・予防方法についてお伝えいたします。
Contents
疲労にとりつかれていませんか
倦怠感ですが、発熱、痛みと同じで、カラダが私たちの脳に今の肉体的・精神的状態を的確に伝えてくれています。
発熱や痛みと同格のいわゆる「カラダの状態通知機能」である倦怠感を私たちは、侮ってはいけません。
疲労を察知したとき、疲労が増したとき、疲れたときは素直にカラダを癒したり、休ませたりしなければならないのです。
しかしヒトは(もしかすると日本人の性格かもしれませんが)意外とガマン強く、ムリを押して働いたり、疲れを隠して動いたりしているもので、カラダが疲れに慣れてしまうということもあります。
疲労を蓄積させるともちろん体調を壊し、病気になることもありますが、実は疲労そのものが病気からきている場合も少なくありません。
詳細は次章に譲りますが、やはり疲労を軽く考えてはいけないのです。
その疲労、病気かもしれません
ただの疲労だと思っていたものが実は、病気だったということも少なくないようです。
沢井製薬のサワイ健康推進課によると、肉体的疲労は次のような病気が関係している可能性が少なくないと指摘しています。
・感染症(老廃物蓄積)
・慢性的炎症性疾患(老廃物蓄積)
・貧血(低酸素状態)
・心疾患(低酸素状態)
・肺疾患(低酸素状態)
・低血圧
・更年期障害(内分泌ホルモンの乱れ)
・糖尿病(内分泌ホルモンの乱れ)
・甲状腺機能低下症(内分泌ホルモンの乱れ)
・低栄養
・電解質異常
・神経活動低下
・アルコールや薬物の中毒
また精神的疲労は、
・うつ病
・不安障害
・睡眠障害
も関係している可能性があるとのことです。
いくら休憩しても疲労回復しないときは病気が関係している可能性がありますので、早めの受診をオススメします。
もちろんストレス蓄積や睡眠不足は、頭皮や髪の毛にもよくありませんので、AGAヘッドラインとしても疲労蓄積は避けてほしいです。
AGAヘッドラインではストレスや睡眠についていち早くその関係性をお伝えしてきました。
今回は、疲労の正しい取り方や予防法についてもまとめていきます。
疲労の取り方、解消、緩和法
疲労の取り方についてここでは、ごくごく当たり前のことをお伝えしていくことになりますが、その当たり前のことができていない方が多いように思えます。
普段から意識して疲労を取ろうとすることで、カラダを酷使し体調不良や慢性疲労に陥るのを防ぐことができるでしょう。
睡眠で疲労を取る
仕事や普段やりたいことがたくさんあると思いますが、疲れているときこそ睡眠を惜しんではいけません。
なぜなら睡眠は脳を休めることができ、疲労回復に最も効果的だからです。
入浴で疲労を取る
疲れているときほど「入浴したくない」と考えがちですが、疲れているからといってお湯を張るのを面倒くさがらずに入浴を試みてください。
質の高い睡眠を得たいのであれば寝る前にシャワーではなく湯船に入るようにします。
お湯に浸かりしっかりとカラダを温めることで、血行がよくなり全身の隅々に栄養分が行き渡ることからいい睡眠、疲労回復へとつながるからです。
とくに普段、湯船に入ることがないという方は、入浴による疲労回復効果を実感しやすいといえます。
また疲労回復を謳っている入浴剤を使用し、ストレッチやセルフマッサージを同時に行うと疲労解消・緩和につながります。
こまめな休憩で疲労を取る
労働基準法で会社(使用者)に対し、労働時間に見合った休憩時間を労働者に与えるよう義務付けていることからも、疲労回復にはやはり休憩が必要で大事だということがわかります。
しかし休憩中に私たちはつい、スマートフォンを見る、本を読むなどしてしまいます。
よくあることですが、このように休憩中に別の作業を行ってしまうと、休憩したことにはなりません。
休むときは積極的に休もうと考え、何もしないことが大事で、わかりやすくいえば自分自身の電源をスタンバイではなくオフにしてしまうのです。
しかも休憩はまとめてとるよりも、こまめにとるほうが短時間で疲労回復できることも研究で明らかになっています。
完全に何もせず、こまめに休憩をとることが疲労回復の第一歩です。
続いて疲労予防法についてお伝えいたします。
疲労を予防するには?
はからずも疲労が蓄積しカラダが倦怠感でいっぱいいっぱいになったときは、スグに疲労回復措置をとるようにしましょう。
そして疲労回復後は今後、次の疲労を招かない予防努力をするようにしたいものです。
厚生労働省は疲労を蓄積させないために、
・仕事の負担を減らす
・労働時間を短縮させる
・睡眠と休養をしっかり取る
ことが大事だといっています。
つまり疲労回復手段がそのまま疲労予防手段でもあるということになります。
もちろん仕事も大事ですが、自分のカラダをまずはいちばんに考えて睡眠、入浴、こまめな休憩をとるようにしましょう。
以上、AGAヘッドラインニュースでした!
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