男女が集まる場所に積極的に顔を出し、気になる女性に話しかけ、意気投合したらデートに誘う、食事や映画やイベントに一緒に行く。通常そうやって、いい感じになった女性と恋愛をしていく方が多いのではないでしょうか。
しかし昨今、恋愛できない男性や恋愛の仕方がわからない男性が増えているそうです。
確かに恋愛という教科もありませんし、恋愛の教科書もありませんので、もしかすると恋愛の仕方がわからない方がいるのもムリはないのかもしれません。
自分のほうが絶対イケてるはずなのに、どうして友人のほうがかわいい彼女がいて手をつないでいるのか…
その友人はもしかすると、人知れず自分なりに恋愛の教科書を手に入れて、彼女を手に入れたのかもしれません。
その教科書はもしかすると水野敬也さんの『LOVE理論』という可能性もあります。
そこで今回は、恋愛の教科書としても使えると感じた同書の中に記載されている3つの理論をピックアップし、まとめてみました。
目から鱗のLOVE理論
LOVE理論は7つの理論群と綴じ込み付録となっている1つの理論で構成されています。
その理論構成は、
・恋愛五大陸理論
・デビュー理論
・出会いの鉄則・デートの鉄則
・DK心変わりの悲劇
・お持ち帰り三大理論
・恋愛理論「最前線」
・ひとつ上の恋愛
・(付録)戦場のメリークリスマス理論
となっています。
LOVE理論のトップ、恋愛五大陸理論のなかの1つ目の理論、「執着の分散理論」という項は、“好きな女の前でテンパらない方法”をとりあげています。
筆者も若いころは、合コンなど男女が出会う場でテンパる、とくに好きな女性がいる前では大きくテンパることがありました。
恋愛五大陸理論の命名由来は、LOVE理論を世界地図に例えると五大陸のように多くの部分を占める大事な理論だからとなっており、そのなかでも執着の分散理論は基礎中の基礎なのだそうです。
この理論の詳細については「納得のLOVE理論3選」でご紹介しますので、その前に水野敬也氏を知らない方に略歴をご紹介しておきます。
著者・水野敬也氏の略歴
水野敬也(みずのけいや)氏は、1976年生まれの小説家で、
『ウケる技術』
『夢をかなえるゾウ』
『人生はニャンとかなる!』
『LOVE理論』
『スパルタ婚活塾』
などを執筆、刊行されています。
また公式ブログ『ウケる日記』も不定期で更新されています。
納得のLOVE理論3選
執着の分散理論
この理論は前述したとおり、好きな女性を目の前にすると、顔が赤くなったり、緊張したり、何を話していいかわからなくなったりし、テンパってしまうという悩みを払拭してくれる理論です。
どうしてテンパってしまうのかですが、やはりそれはあまりにも一途すぎるからにかぎります。
たった一人の女性を好きになろうとし、その女性しか口説こうとしていないから、余裕がなくなり、緊張して、会話もぎこちなくなるのです。
これを読んで筆者も納得しました。
付き合い始めたらたしかに一途なほうがいいですが、それまでは一途になる必要はないですし、そのほうが可能性が広がっていいと思いました。
うわっつらKINDNESS理論
同書中の好みの男性のタイプについてのアンケートで、女性の回答結果を見ると、
・優しい人
・かっこいい人
・面白い人
がベスト3となっています。
しかし水野氏は、この結果を踏まえて、思い思いの優しさを考えて女性に優しくしても、女性から「優しい」とは思われることはないというのです。
女性がいう優しいとは内面や性格などの「優しさ」ではなく表面上の「優しさ」であるといいます。
つまりは、
・車道側を歩く
・レストランで椅子を引く
・高いところにあるものを取る
など、うわっつらの親切を指すのだそうです。
そういえば筆者も誕生日に喜ぶだろうなと、思い思いのプレゼントを贈ったところ、反応が薄く、あまり喜ばれなかったという苦い思い出があります。思い思いのプレゼントよりも「何が欲しいですか?」と聞いて贈ったプレゼントのほうが、とても喜ばれたという経験もあります。
エジソン理論
アメリカの発明家、トーマス・エジソンは何千回、何万回の実験に失敗したことは有名で、それでも生涯で1300もの発明をしたのは誰でも知っていると思います。
好きな女性にどれだけフラれたとしても、恋が実らなかったとしても、決してあきらめることなく、今までと違う方法、新しい方法を考え、実践していくというのがエジソン理論です。
まとめ
今回3つの理論をご紹介しましたが、同書には20を超える理論が掲載されていますので、必ず自分が納得できる、実践できそう、おもしろいと思える理論が見つかると考えます。
以上、AGAヘッドラインニュースでした!
参考文献:『新装版 LOVE理論』 水野敬也著 文響社
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