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iPS細胞についてくわしく

世界初、iPS細胞の作製に成功したのは京都大学の山中伸弥教授であることは、ご存知だと思います。

しかしiPS細胞がどのようなものか、すんなりと答えられる方は今、どのくらいいるでしょうか。

このiPS細胞の研究が行われてきた背景には、病気やケガで失ったカラダの一部を再生してほしい患者の声、再生してあげたいという医師や医療従事者、研究者の想いがあったようです。

そして山中教授の研究グループが2007年、人間の皮膚細胞からiPS細胞の樹立に世界で初めて成功したのです。

今回はそんなiPS細胞について、お伝えしていきます。

そもそもiPS細胞とは?

京都大学のiPS細胞研究所によると、iPS細胞は「人工多能性幹細胞」を指し、英語表記では「induced pluripotent stem cell」となっていますので、その頭文字をとったそうです。

iPS細胞がどうやって誕生するのかですが、まず人間の皮膚などの体細胞に、ごく少数の因子を導入し、培養します。

その少数の因子が培養されてできたものが多能性幹細胞で、それは、さまざまな組織や臓器の細胞に

・分化する能力
・ほぼ無限に増殖する能力

を持っています。

ところで同じ再生医療分野で過去に発見されたES細胞についてもみなさん、名前だけはご存知と思うのですが、どのようなもので、iPS細胞とどう違うのかご存知でしょうか?

その点については次章でまとめていきます。

iPS細胞とES細胞

iPS細胞については前章でまとめ、お伝えしたとおりですが、両者どのように違うのでしょうか?

文部科学省の資料によると

ヒトES細胞(Embryonic Stem Cell)は、受精後5~7日程度経過したヒト胚の一部から取り出された細胞を、特殊な条件下で培養して得られ”た細胞

と記されています。

ES細胞は今からおよそ20年前の1998年11月に、アメリカの州立大、ウィスコンシン大学の研究者が樹立しました。

ES細胞は神経細胞や血球細胞といったさまざまな細胞に分化、ほぼ無限に増殖でき、

・培養してできる
・多能性
・無限増殖能力

という点では同じですが、結果、胚を滅失させる倫理的な問題がありました。

胚は、胚胎という言葉があるとおり、生命の源であり、生物でいえば発生した段階、最も初期の個体そのものを指しています。

つまるところES細胞は受精卵を使用、iPS細胞は皮膚などの細胞を使用と、スタート地点が大きく違っていたのです。

しかも年齢に関係なく、誰の皮膚細胞であろうとiPS細胞はつくられることをすでに、立証済みといいます。

そんな両者ですがやはり医学上では、活用すべき存在となっています。

これらがどのように活用されていくことが期待されているのかについては、次章でまとめていきましょう。

これらはどう活用されていく?

まずはES細胞の医療応用が期待されている疾病について見ていきます。

作成が期待される分化細胞

医療応用が期待される疾病

ドーパミン産生神経細胞

パーキンソン病

神経のもととなる細胞

半身麻痺など

心筋細胞

心筋梗塞、心筋症

インシュリン産生細胞

糖尿病

肝臓の細胞

肝機能障害

骨をつくる細胞

骨粗鬆症

筋肉のもととなる細胞

筋ジストロフィー

造血幹細胞

白血病

皮膚の細胞

やけどなどによる皮膚損傷

※文部科学省の資料(図)をもとに表を作成

次にiPS細胞の医療応用が期待されている疾病について見ていきましょう。

iPS細胞の医療応用が期待されている疾病については主に次の4つで、これらはすでに臨床研究や治験が進められています。

・加齢黄斑変性
・パーキンソン病
・重症心不全
・再生不良性貧血

順にくわしく見ていきましょう。

加齢黄斑変性

読んで字のとおり、年をとるにつれて黄斑ができるものですが、部位は眼で、網膜に現れる症状です。

iPS細胞から色素上皮細胞を移植するという手術を行うことで応用されます。

パーキンソン病

ドーパミンが分泌されにくくなり、記憶や身体機能が著しく衰えてしまう症状です。

iPS細胞からドーパミン神経細胞をつくり、脳に移植するのですが、昨年、実際に初の手術が行われました。

重症心不全

心臓が血液をからだじゅうに送り込めなくなるのですが、心筋細胞をつくりだして心臓に移植します。

再生不良性貧血

iPS細胞から血液の血小板をつくり、輸血します。

まとめ

ここまで読まれてきて「だったらiPS細胞を活用したAGA治療も実現できるのでは」と思われた方もいると思うのですが、実は細胞を活用した治療がすでに提供されているのです。

それがLHDV頭皮注入法という最新治療です。

この治療法では、幹細胞を培養させた液体から抽出した成長因子を頭皮に直接、注入していきます。

その成長因子は150種類以上しかも高濃度で、眠ってしまった毛根細胞を再び呼び起こして発毛を促進していくものなのです。

そのほかにも脂肪由来幹細胞から成長因子を抽出し生成した薬剤を直接注入するHARG療法、自身の血液からつくり出した成長因子を用いるPFC療法があります。

気になった方はぜひ、専門クリニックへお問い合わせください。

以上、AGAヘッドラインニュースでした!

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