進路、仕事、恋愛など、悩んだとき、迷ったとき、困ったとき等、「占い」に頼ったことはありますか?
今でも占いは、雑誌の連載ページ、朝のテレビ情報番組などでもよく目にしますよね。
最近の傾向としては、占いができることを強みにしているタレントさんや芸人さんが多く活躍されていたり、占い系のスマホアプリが多数リリースされたりしているようです。
占いを頼りにしている、占いを羅針盤のひとつにしている、占いで物事を決めてしまっている方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこで今回は数ある占いのなかから、もっともオーソドックスな姓名判断、四柱推命、九星気学を取り上げ、概要や基本をご紹介していきます。
姓名判断
姓名判断を基に名前を付けられた方もかなり多いようです。
姓名判断は、読んで字のごとく姓(名字)と名(名前)の画数を割り出し、その人の運命、運勢、その吉凶などを判断することです。
「名前で人生が決まるなんてバカげている」と感じる方もいるとは思うのですが、古くから名前は人間の先天的もしくは後天的運気と密接なかかわりをもつと姓名判断では考えられてきました。
日本では鎌倉時代に、字画で占う姓名字画相が流行していたとされており、そのスタイルはほぼ今と変わらないのではないでしょうか。
姓名判断の具体的な手法としては、まず苗字の画数、次に名前の画数、そしてすべての画数をカウントします。
それぞれ順に、天格、地格、総格となります。
今度は、苗字の最後の文字と名前の一文字目、苗字の一文字目と名前の最後の文字を組み合わせカウントしてください。
それぞれ順に、人格、外格となります。
安斎勝洋氏によると、姓名判断においてとくに大事な意味を持つのが総格で、一生の全体的な運勢、人生の明暗が決まるといわれています。
四柱推命
2019年の干支はいのししなのですが、十二支をすべて覚えている、何も見なくても順序どおりいえるでしょうか?
十二支は、子からはじまり丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥となります。
読みは、ね、うし、とら、う、たつ、み、うま、ひつじ、さる、とり、いぬ、い です。
実は四柱推命は、これらの干支が関係しています。
四柱推命は大昔、中国で生まれた過去、現在、未来を予見する運命学のひとつとされており、東洋占星術のなかでは最も信頼性が高い占いとされているのです。
まずは陰陽と五行をベースに人が持って生まれた性格、能力、素質を明らかにします。
陰陽は陰と陽、五行は木・火・土・金・水で、この組み合わせにより万象を読み解き、後天的運命までも的確に予測することができるといわれています。
四柱推命は具体的にどのような手法をとっているのかですが、誕生した日時を四つの柱
・年柱
・月柱
・日柱
・時柱
に分けるとこれらに60種類の干支が示されますので、それを基にさまざまなことを判断します。
戸籍などで誕生日は明記されていますが、生まれた時間まで正確にわかっている必要があるようです。
時柱もカウントしてこその四柱推命ですが、年・月・日の3つの柱だけで十分、占えるそうです。
時柱もカウントしてこその四柱推命ですが、年・月・日の3つの柱だけで十分、占えるそうです。
60種類の干支ですが、十二支に十干を組み合わせたものでできています。
十干は甲、乙、丙、丁、戊、庚、巳、辛、壬、癸で、これは日の順序を示す記号として使われてきたものです。
生まれてから60種類の干支の年柱をひととおり巡り、また生まれた年の干支に還ってきたことをお祝いすることが、還暦の由来です。
四柱推命の4つの柱ですが、それぞれがどのように予見できるのかは次の表のとおりとなります。
年柱 |
生まれてから19歳まで |
社交運、家庭・職場での人間関係など |
月柱 |
20歳から39歳まで |
仕事運、結婚運、家庭運 |
日柱 |
40歳以降 |
才能、実力、恋愛運など |
時柱 |
四柱推命では時柱がなくても占えるそうです |
同じように干支をつかう占いとしては、九星気学があります。
九星気学
九星気学は生年月日の九星と干支、五行を組み合わせて占っていくもので、主に方位の吉凶を調べるために使われることが多いそうです。
九星は、一白水星、二黒土星などをいい、九紫火星まで9つの星があります。
九星気学は具体的にどのような手法で占っていくのかですが、生年月日によって決まっている九星・十二支と、方位の吉凶を知りたい日の九星と十二支を見て占います。
占いで本当に人生が決まる?
3つの占いを見てきましたが、同じ名前、同じ誕生年月日なら同じような人生になるかといえば、そういいきることはできません。
それが本当なら、同姓同名の芸能人やスポーツ選手、成功している実業家などが世の中にわんさかとあふれかえることになるからです。
占いはあくまでも参考にすべきものにとどまり、その結果に一喜一憂するのはナンセンスであり、それがすべてとは考えられません。
それでも占いについて興味が沸いたという方はぜひ、各占術を取り扱っている書籍やサイトで、調べてみられてください。
以上、AGAヘッドラインニュースでした!
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