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大人なら知っておきたい法則

私たちは小さいときから、この地球上に存在する法則を学んできました。

たとえば

・エネルギー保存の法則
・オームの法則
・慣性の法則

など主に理科系の授業で習ったと思います。

しかし意外なことにこれらのほかにも実は、さまざまな法則が稼働しているのです。

今回は私たちにとって身近な3つの法則をご紹介いたします。

2‐6‐2の法則

自分が今まさに働いている会社の上司や同僚、部下のなかで思い浮かべていただきたいのですが、

・バリバリと仕事ができるエース的存在の人
・あらゆる手を尽くし仕事をサボろうとする人

がいないでしょうか?
たとえば5人の部署であればそのような人が1人ずつ、10人の職場であればそのような人が2人ずつはいるはずです。

別名『働きアリの法則』ともいわれるのですが、アリの集団を観察すると、働きアリと働かないアリが2割ずつ存在することがわかっています。

それを2‐6‐2の法則といいます。

100匹の集団から働きアリ20匹を抽出して1つの集団にまとめると、かなり優秀な集団ができそうなものなのですが…

しかし実際は法則に従い、働きアリは4匹、どちらともいえないアリが12匹、働かないアリが4匹となり、普通の集団に成り下がってしまうということです。

逆に働かないアリを20匹集めても同じ結果になるのです。

これはもちろんアリの世界だけのお話ではなく、私たち人間にも当てはまり、理由は定かではありませんが、どのような組織にも当てはまります。

この2‐6‐2の法則を頭に置いておくと、組織での自分の立ち位置や、どう立ち振る舞うべきかがわかるようになります。

ただしエース的存在でありたかったけど、そうではなかったからといってがっかりすることはありません。メンバーが変われば役割が変わり、これからエース的存在として実力をいかんなく発揮できる場合もあります。

また2‐6‐2の法則が維持できていない組織は生産性が下がり、ギクシャクすることもわかっています。

生産性や人間関係などおおむね上手くいっている組織に属しているのであれば、たとえどの立ち位置にいたとしても、組織に貢献できていると胸を張っていいでしょう。

ハインリッヒの法則

ハインリッヒの法則ときいてもピンとこないかもしれませんが、1:29:300という比率についてはいかがでしょうか?

おそらくここで「あ、このことね」とお気づきになられた方も少なくないと思います。

とくに安全管理を求められている職場で働いている方は常日頃から意識していると思われます。

別名「ヒヤリ・ハットの法則」です。

1件の重大な事故などが起こったときには、その裏側で29件の軽微な事故など、300件の異常が起こっているというのが、ハインリッヒの法則です。

たとえば歩きスマホ、

・歩きスマホをしていたら出会いがしらに、ぶつかりそうになり立ち止まった
・芝生で歩きスマホをしていたら手がすべって、スマホを落下させたけど無事だった

こういった状況であれば一瞬「危なかったな…」と思いつつも、歩きスマホをやめることはないのではないでしょうか?

・出会いがしらに人とぶつかってケガをする(させられる)
・石畳の上にスマホが落下して画面が割れて破損する

こういった状況になってはじめて人は、歩きスマホをもう二度とやらないと決意するのです。

ハインリッヒの法則は私たちに、些細なことを見過ごさない、無事だったとしても気に留める、この姿勢を貫くことが大事で、これらを守ることで重大事故を防げるのだと伝えています。

グレシャムの法則

最後にグレシャムの法則です。

「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉があるのですが、とある国ではかつて、金と銀の交合比率が異なる通貨が出回っていたそうです。

人々は金の比率が多い通貨(良貨)を手元に残し、支払いは銀の比率が多い通貨で行うことをしたため、市場には銀の比率が多い通貨(悪貨)ばかりが出回りました。

現在の日本においては、良貨・悪貨というもの自体が存在しませんが、グレシャムの法則はさまざまな事象で成り立っています。

たとえば新しくオープンしたお店で、最初はみんな暗黙のルールで早く来た順に行列をつくっていました。
しかし数週間後には、平気で割り込む、1人だけ並んでおいてあとから数人の仲間が姿を見せるグループ、アルバイトとして行列に並び対価を得るような人たちが出てきました。

しかしお店側はその事態を把握していたにもかかわらず見て見ぬふりをしたのです。

やがてルールを守って並んでいた人たちは他店に行くようになり、お店にはルールを軽視するような人たちであふれかえりました。

招かざる客たちの身勝手な振る舞いにスタッフも次第に疲弊し辞めていくことになり結局、人手が足りずそのお店は閉店に追い込まれてしまいました。

悪い事象にメスを入れることなくそのまま放置すると、いつの間にかそれらに蝕まれてしまうということです。

私たちは守るべきもののなかに悪い事象を見つけたら、速やかにそれらを取り除く、解消する必要があるのです

 

以上、AGAヘッドラインニュースでした!

 

 

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